神奈川県高等学校教職員組合 教育研究集会

2019年度 第62次教育研究集会
2019年11月30日(土) 県立湘南高校
10:00〜12:40
全体会:講演  「ことばの教育と、教育のことば」

講師 阿部 公彦(あべ まさひこ)
    東京大学文学部教授

青年期のこころ分科会 13:15〜16:00

「教育という病」(内田 良)光文社新書
担当 中山
事前にお読みになってもならなくても平気です。


高校生の視点も踏まえた教育問題
部活等、学校現場の様々な問題が知られるようになりました。その結果、変化したこと、しないことを、高校生の視点も踏まえて考えてみましょう!
2018年度 第61次教育研究集会

2018年12月1日(土) 県立神奈川総合高校
10:00〜12:40
全体会:講演「いいね!がほしい若者たち〜児童精神科医が語る子ども、そして学校のいま〜」

講師 筑波大学医学医療系社会精神保健学教授 齋藤環さん


青年期のこころ分科会 13:20〜16:00

青年期にどう歴史的事実を学ぶか

戦国時代と大航海時代 の読書会
レポート(白鳥)


事前にお読みになってもならなくても平気です。


2017年度 第60次教育研究集会
案内
2017年12月2日(土) 県立柏陽高校
全体会記念講演 10:30〜12:30

 テーマ:「成人年齢引き下げ」
    −高校生を「オトナ」にしていいですか!?


 講師:木村 草太さん(首都大学東京教授)

青年期のこころ分科会 13:10〜16:00

『中国化する日本 増補版  日中「文明の衝突」一千年史』 の読書会

與那覇潤 著

事前にお読みになってもならなくても平気です。
子どもの貧困連鎖の問題をどう受けとめるか討論しましょう。


2016年度 第59次教育研究集会 2016年12月3日(土) 県立湘南高校
全体会記念講演 10:30〜12:30

 テーマ:「グレーゾーン〈部活動〉を見える化する
    −先生と子どもの安全・安心を求めて−」


 講師:内田良さん(名大准教授)

青年期のこころ分科会 13:10〜16:00

子どもの貧困連鎖の読書会

保坂渉、池谷孝司/著

事前にお読みになってもならなくても平気です。
子どもの貧困連鎖の問題をどう受けとめるか討論しましょう。


2015年度 第58次教育研究集会 2015年11月28日(土) 県立横浜平沼高校
全体会記念講演 10:30〜12:30
 テーマ:「永続敗戦論」
 講師:白井聡さん...

青年期のこころ分科会 13:10〜16:00

働きざかりの心理学河合隼雄著 新潮文庫 の読書会

事前にお読みになってもならなくても平気です。
河合隼雄氏の問題提起をどう受けとめるか討論しましょう。
2014年度 第57次教育研究集会 2014年11月29日(土) 県立湘南高校
全体会 10:30〜12:30
「困ってるひと」講師:大野 更紗     
・・・難民から難病へ 日本社会をサバイブする・・・


青年期のこころ分科会 13:10〜16:00

いじめと不登校」 河合隼雄著 新潮文庫 の読書会

事前にお読みになってもならなくても平気です。
河合隼雄氏の問題提起をどう受けとめるか討論しましょう。
2013年度 第56次教育研究集会 2013年11月30日(土)県立神奈川総合の予定 レポート
2012年度 第55次教育研究集会 2012年12月8日(土) 全体会10:30〜
分科会13:00〜
地球プラザ
分科会(青年期のこころ)レポート
2011年度 第54次教育研究集会 2011年10月29日(土) 全体会10:30〜 神奈川総合産業高校
2010年度 第53次教育研究集会 2010年10月23日(土) 全体会10:30〜 横浜平沼高校
2009年度 第52次教育研究集会 2009年10月17日(土) 全体会10:30〜 湘南高校
2008年度 第51次教育研究集会 2008年10月25日(土) 予定表 横浜平沼高校
2007年度 第50次教育研究集会 2007年10月27日(土) 全体会9:30〜 分科会(青年期のこころ)レポート 資料
2006年度 第49次教育研究集会 2006年10月28日(土) 全体 青年期のこころ
2005年度 第48次教育研究集会
2011年度 第54次教育研究集会
日 時 10月29日(土)
会 場 県立神奈川総合産業高校

全体会10:30〜12:40

原発社会から自然エネルギー社会へ
〜福島原発事故とこれからのエネルギー政策〜
山下 紀明(環境エネルギー政策研究所 主任研究員)

青年期のこころ分科会 13:30〜16:30
内容
 アダプテッド・スポーツ(みんなのスポーツ)
 を取り入れた授業実践
2010年度 第53次教育研究集会
日 時  10月23日(土)
 会 場  県立横浜平沼高校

全体会 10:30〜12:40

シンポジウム「若者と「貧困」・・・教室での語り方」
川村遼平(NPO法人 POSSE理事・東京大学大学院生)
前田恒久(千葉県立鎌ヶ谷西高校教諭・千葉高教祖教文部長)
       
青年期のこころ分科会 13:20〜16:30
内容
  「担任の役割」
       レポーター石橋先生
2009年度 第52次教育研究集会
日 時  10月17日(土)
 会 場  県立湘南高校

全体会:
  講演 「私を「戦争」に向かわせるものは何か
      ―「非正規」化する学校にむけて―」
  講師 赤木智弘さん(フリーライター)

 青年期のこころ分科会 
  内容
            教育相談を考える
2008年度 第51次教育研究集会
日 時  10月25日(土)
 会 場  県立横浜平沼高校

       青年期のこころ分科会 内容

       「高校生ボランティアの検証」
       ユース国際ボランティアフォーラムの経験から検証します。
       レポーター石橋先生 PR文
2007年度 第50次教育研究集会 教研ニュース

日 時  10月27日(土)
 会 場  県立神奈川総合高校(横浜市神奈川区平川町19−2)
       東急線東白楽駅下車徒歩3分

       9:30 開場・一般参加者受付開始
       10:00 開会 開会行事

         全体会 記念講演・教研アピール

         講師 池田賢市さん(中央大学文学部教授)
         演題 (学力や評価の問題を中心に、教育3法の問題や教育格差の問題をからめての話)
            
             国際・比較教育学・教育制度・行財政

       12:00 全体会終了 (分科会会場で昼食)
       13:00 分科会準備
       13:30 分科会開始 「青年期のこころ」分科会
2005年度 第48次教育研究集会
青年期の心分科会
心の悩みをもつ生徒への対応は?

 
横須賀分会の白鳥裕さんからの第三回の定点観測の結果をふまえて、神奈川の高校現場の心の悩みを持つ生徒に対しての対応の現状の報告がなされた。スクールカウンセラーの配置などが刺激になってか高校現場のとりくみも5年前に比べて格段の改善が見られた。例えば、心の悩みを持った生徒に対しての支援チームの増加、カウンセリングルームの整備、進級などにおける基準等である。
 討議に移って参加者のほうから心の障害を持った生徒を現在持っている職場の報告がなされた。身体的な障害を持った生徒が入った場合、県も講師時間などのケアをしてくれるが、心の障害を持った生徒が入ってきても何もケアが受けられない実態が紹介された。その場合の教員負担は大変なものがあるとのことである。ただその報告をされた方がこういつた生徒を持つことは大変だけど教員として学ぶ機会と考えればやっていけると締めくくられたことに会場は拍手で応えた。
 楠の木学園の武藤先生からはそういった姿勢の重要性の指摘がされた。また青少年センターの松本さんからは公的機関の使い方の助言がなされた。
 昼の部は終えて、夜、精神科医の長谷川さんを招き、藤沢に会場を移して分科会を続けた。精神科医にまかせっぱなしの学校側の対応などの問題点が長谷川さんから指摘された。
 長い研修の一日であったが、多くのことを学べた一日でもあった。
(外語分会石橋功)
2006年度 第49次教育研究集会
教研青年期の心を考える会分科会
生徒の問題を複眼的に見るために〜スクールカウンセラーとの協働


 最初に、実に100を越える分会から、「スクールカウンセラー(SC)制度に関わるアンケート」にお答え頂きましたことについて、心よりお礼申し上げます。おかげさまで、神奈川の高等学校におけるSCの現状や問題点が明確になりました。重ねてお礼申し上げます。
さて、今回の分科会には、ある拠点校のスクールカウンセラー、教育相談センターのカウンセラー、さらにフリースクールの代表を含め3人の助言者お迎えし合計17人で活発な論議が行われました。冒頭で、発表者よりアンケートをもとに報告が行われましたが、その要旨は以下の3点に集約できると思います。1)拠点校と対象校(非拠点校)との間には、派遣回数や相談機会の点で大きな格差が存在するため、大多数の対象校から現状の制度への不満が寄せられています。さらに全体の半数の学校がグループ内の連絡会を開催していません。2)全体の90%がSCの「有効性を感じ」ています。その中でも50%が有効性を「強く感じ」ているようです。3)SC制度そのものから一歩進んで、特に「コーディネーター」の導入やその果たす役割などの問題提起が多数なされています。
 これらの報告について、現場のカウンセラーの助言によれば「SCとしては一人の生徒に対しての面接頻度は一月半に一回程度が望ましい」。従って、「SCを一校に一人という要求は理解できるが、3校に一人程度」が着地点ではないか。ただ、これには条件があって「全ての問題をSCに繋ぐのではなくて、各々のケースについて、心理専門家(SC)に委ねるべき問題か、それとも学校として他機関と協働して解決していかなければいけない問題(例えば経済問題、虐待等)なのかについてある程度見立てを予め行って欲しい。そのためにはその力のあるSC担当者、いわゆるコーディネーターが是非必要である。県レベルで行っているコーディネーター養成講座の受講者をこの役割を担う担当として活用して欲しい」とのことでした。
 議論の中で、ある参加者から気になる報告がありました。某学校では「やることもなく1日職員室の机に座っているSCがいる」ということでした。この学校では、SC担当者も明確ではなく校内の受け入れ体制が整っていないようです。ただ、職員室に机があり、関心のある教員との相談活動には活用できているところは救いのようですが・・・もったいないですね。
 また、聞くところによると北海道などでは、SCの導入は一切拒否しているようです。理由は「教員の敗北である」とのことです。しかし、神奈川はその道を選んでいません。学校に教員以外の職があり、協働して、複眼的に、生徒の問題解決ひいては成長を援助するという体制を目指したいものです。教職員自身が一人で抱え込むと必ず限界がやってくるのではないでしょうか。
(追浜分会 村田耕作)









青年期のこころを考える会

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